スコットランド独立投票(すこっとらんどどくりつとうひょう)
2014年9月18日、イギリス(UK、連合王国)からのスコットランド独立の是非を問うために行われた住民投票。賛成、反対は最後まで拮抗したものの、反対票が55%で独立は否決された。スコットランドは1707年にイングランドと合併し、以来、300年以上、一つの国として続いてきた。最終的に否決されたものの、独立投票にまで発展した背景には、1999年にスコットランド出身のトニー・ブレア首相がスコットランド議会を設置し、同時にスコットランド自治政府の権限が大幅に増したことによるスコットランドのナショナリズムの高揚があるとする見方もあるが、三橋貴明は「むしろ、グローバリズムの拡大によるUK(連合王国)のナショナリズムが崩壊したことが大きい」と分析している。