フランス革命(ふらんすかくめい)

1789年にフランスで始まった市民革命(ブルジョア革命)。資産家であるブルジョア階層が主導し、その代表が議会をつくり、革命遂行の場とした。国王ルイ16世、王妃マリー・アントワネットは1793年に処刑され、王政は崩壊、共和政となった。それに先立ち、1789年8月、憲法制定国民議会によって「フランス人権宣言」が採択され、それまで国家が有するものとしていた主権が人民に有することが確認された。以降、「人民主権(国民主権)」の考え方が世界に広まっていくことになった。ただし、フランスの共和政はその後、独裁的な恐怖政治を招き、1799年からはナポレオンの独裁政治が始まるなど、短命に終わっている。


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