高速増殖炉(こうそくぞうしょくろ)
高速中性子による核分裂連鎖反応を用いた増殖炉。増殖炉とは、消費する核燃料よりも新たに発生する核燃料の方が多くなる、つまり核燃料が増殖する原子炉を言う。核燃料資源の有効利用に優れており、各国で研究が進められている。日本では、1977年に実験炉「常陽」が完成、1994年には高速増殖原型炉「もんじゅ」が完成し、運転を始めたが、事故や点検の不備などにより、2014年現在、両炉とも運転を停止している。
高速中性子による核分裂連鎖反応を用いた増殖炉。増殖炉とは、消費する核燃料よりも新たに発生する核燃料の方が多くなる、つまり核燃料が増殖する原子炉を言う。核燃料資源の有効利用に優れており、各国で研究が進められている。日本では、1977年に実験炉「常陽」が完成、1994年には高速増殖原型炉「もんじゅ」が完成し、運転を始めたが、事故や点検の不備などにより、2014年現在、両炉とも運転を停止している。