マンデルフレミングモデル(まんでるふれみんぐもでる)
ロバート・マンデルとジョン・マーカス・フレミングの二人の経済学者の名前にちなんでつけられた、マクロ経済学のモデル。IS-LM分析を海外部門にまで広げた考え方で、のちに述べる「クラウディングアウト」を国際経済にまで広げたものと言える。クラウディングアウトが政府による介入は経済成長を妨げると考えるのと同様、マンデルフレミングモデルも政府の介入を拒むべき、しかも国際的に拒むべきであると考える。ユーロやTPPといった、経済の自由化を謳う政策のよりどころともなっている。