フランコ将軍(ふらんこしょうぐん)

フランシスコ・フランコ(1892-1975)。スペイン内戦後、スペインの国家元首として独裁的な政治を行った。内戦後、共和派の粛清が行われ、27万人が収監され、5万人が処刑されたとされる。第二次世界大戦前には日独伊防共協定に加入し、国際連盟から脱退するなど、いわゆる枢軸国側に近かった。大戦が勃発すると「中立」を宣言するも、ドイツの優勢ぶりを見て中立を破棄する。しかし、その後、連合国側が優勢になると、再び中立を固辞するなど日和見的な態度を取った。国連はスペインのフランコ政権はファシズムの影響下にあるとして、国連から排除する決議を採択した。


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