アウトバーン(あうとばーん)

ドイツ(オーストリア、スイス)の自動車高速道路。速度無制限のイメージが強いが、速度制限のある区間もある。世界大恐慌による不況からの脱却を目指し、ナチスはアウトバーン建設という大掛かりな経済政策を行った。緊急時には航空機の滑走路代わりにもできるように設計されている。なお、第二次世界大戦前に作られたこともあり、最近はアウトバーンの老朽化が問題となっている。しかし、ドイツの財政均衡主義のため、必要な補修工事が十分にできず、傷みの激しい区間では速度制限が60km/hとされるなどの弊害も指摘されている。


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