村山談話(むらやまだんわ)
1995年8月、当時の村山富市首相が戦後50年の節目に発表した談話。正式名称は、村山内閣総理大臣談話「戦後50周年の終戦記念日にあたって」。特に問題とされるのは「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。」という部分。植民地支配と侵略によってアジア諸国の人々とに多大な損害と苦痛を与えたことを認めて、反省とお詫びの気持ちを表明している。しかし、先の戦争は欧米列強からのアジアの解放を目指した戦いであり、日本の「植民地支配と侵略」というのは誤りだとする見解もあり。なお、全文は以下の外務省ホームページで閲覧できる。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/07/dmu_0815.html