WGIP(ダブルジーアイピー)

「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(War Guilt Information Program)」。大東亜戦争後、GHQにより日本占領政策の一環として行われた「戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」。大東亜戦争終戦直後まで日本人に根付いていた「鬼畜米英」といった反米・反英的な思想を親米・親英的なものに変えるためのプログラムで、その中心は「日本と英米」の対立から「日本国民と日本の軍国主義者」の対立へとずらすものだった。GHQは各新聞社に「太平洋戦争史」を連載させたり、NHKラジオで「真相はかうだ(こうだ)」というプロパガンダ番組を放送させたりした。このプログラムは着実に成果を出し、親米的思想をもつ日本国民が増えると同時に、東条英機ら戦時の指導者たちに騙されていたと感じる日本国民が増えていった。


コメントを残す