天安門事件(てんあんもんじけん)

1989年6月3日深夜から4日早朝にかけて、中国・北京の天安門広場で発生した民主化運動弾圧事件。胡耀邦元中国共産党総書記の死を悼む形で起こった民主化運動を、中国共産党が武力で抑え込んだ。鄧小平の「人治」に対して「法治」を求める学生・市民が天安門広場に集まってデモを行っていたが、これに対して人民解放軍が戦車などを出動させ、人民に向かって発砲。多数の死者を出した。「血の日曜日事件」などとも呼ばれる。


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